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2011 スーパーGT RD4 菅生決勝レポート
7月31日(日) 天候:曇り 路面:ドライ 気温:21℃ 路面温度:22℃(決勝開始時)
現在1ポイント差でランキングトップに立つ23号車「MOTUL AUTECH GT-R」は、正念場を迎えた。この日行われる第4戦決勝の舞台、東北地方のスポーツランドSUGOは、コース幅が狭くオーバーテイクが難しいばかりか、起伏が激しいためウェイトが大きくラップタイムに影響してしまうサーキット。13番手グリッドから挑む23号車にとってこれは、非常に厳しい局面となった。
しかし午前中に行われたフリー走行で23号車は、雨が止みドライのレースシミュレーションが可能となったセッション後半から好タイムを連発。ブノワ・トレルイエから本山哲へのリレーで24周を走行し、ベストタイムは3位を記録。ドライコンディションが予想される決勝での追い上げに、大きな期待を抱かせた。
その後雨は再び降り出すことなく、午後2時からの決勝は、2万7000人のファンがスタンドから見守る中、ドライコンディションでスタート。ところが、いつものようなオーバーテイクショーを期待された23号車のスタートドライバー、ブノワ・トレルイエだったが、序盤から思うようにペースを上げることが出来ない。それでもなんとか粘り強く13位をキープしていった結果、13周目にようやくひとつ順位を上げることに成功すると、20周目には11位に浮上。ポイント圏内に一歩ずつ近づいていった。
23号車のピットインはちょうど折り返しとなる34周目。ここから本山の出番となる。アウトラップは14位でコースに復帰したが、その後ペースは上がり遅ればせながらの反撃に期待がかかる。しかし、前方のマシンのアクシデントとペナルティで二つ順位を上げるものの、結局12位フィニッシュ。痛恨の2戦連続ノーポイントを喫してしまった。
前半戦の締めくくりの一戦で、タイトル争いから一歩後退してしまうことになった23号車。だが、まだシーズンは半分残されている。チーム力はこの経験を糧とすることで、さらに向上するはず。再びランキングトップに立つ日は決して遠くはないだろう。
本山選手のコメント
「ハンデが重いとはいえ車の調子自体は決して悪くなかったのですが、歯車がうまくかみ合わず、結果を残すことができませんでした。去年もSUGOは速かったので、ファンのみなさんも期待していてくれていたと思います。その期待に応えることができず、悔しい気持ちでいっぱいです。後半戦で、必ず逆襲して見せます。次の鈴鹿は先日のタイヤテストでチームも手ごたえを感じているし、優勝を狙っていきます。皆さん、今度こそ期待していてください!」
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S-GT RD4 菅生 イベント案内
スーパーGT RD4が、今週末(7/30~7/31)スポーツランド菅生(宮城県)で開催されます。
2ヶ月ぶりの国内開催レース。夏休みに入って楽しみにしていたファンの皆さんお待たせしました!
復興に向けて本格的に動き出した今、多くのモータースポーツファンの熱い志でこのレースを盛り上げましょう。
本戦ではチャリティー活動を中心に様々なイベントが催される予定です。
motoyama-online shopでも募金活動などいろいろな企画を用意していますので楽しみにしていてくださいね。
たくさんのファンの皆さんのご来場をお待ちしています!
レースの目標はもちろん優勝。そして、ランキングトップの座を固めに行きます!
完璧なレースで戦いますので、最後まで応援宜しくお願いします!
本山 哲
motoyama-online shopイベント情報
■「頑張ろう、日本。」チャリティー活動
1.チャリティー募金箱
当日、500円以上募金頂いた方には、先着順で「頑張ろう、日本。」チャリティーホワイトバンドとステッカーをプレゼントします。
*ホワイトバンド・ステッカーはなくなり次第終了。
2.「頑張ろう、日本。」チャリティーT-シャツ+ホワイトバンド+ステッカー セット
*サイズ:XS(ジュニア用身長150cm)・S・M・L・XL
販売価格2,000円
3.グラストップネックレス+ホワイトバンド+ステッカー セット
「DON'T GIVE UP JAPAN」のロゴを刻印したサングラスホルダーになるペンダントトップです。
販売価格2,000円
■< NEW> 2011 Satoshi Motoyama/Summer Ver. アイテム
1.2011 Replica T-SHIRTS/Tシャツ
ファンの皆さんお待たせ!
2011年仕様のレーシングスーツ レプリカT-シャツが登場しました。ゼッケン「23」のニューデザインで、フロントとバックには今シーズンを共に戦うスポンサー企業のロゴをプリント。 *購入の方に、「頑張ろう、日本。」ステッカーをプレゼント。
材質:コットン(吸汗・速乾素材)
サイズ:XS(ジュニア用身長150cm)・SS(女性用サイズ)・M・L・XL
販売価格4,000円
2.2011ver. 本山 哲応援キャップ
毎シーズン恒例の、応援キャップも2011年仕様で登場!
猛暑が予想される夏場の観戦には必需品。このキャップをかぶって、最後まで熱い声援を宜しくお願いします。
*購入の方に、「頑張ろう、日本。」ステッカーをプレゼント。
材質:コットン
サイズ:フリーサイズ(マジックテープの調整で子供から大人までご着用いただけます。)
販売価格4,000円
3.EBBRO1/43 2011 RD2フジ優勝記念ミニカー(直筆サイン入り)の販売
特別価格6,000円(税込)
この他にも、いろいろ用意してますので是非お立ち寄りください!
売上収益の一部を復興支援金として寄付させていただきます。
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日頃は、motoyama-online shopをご利用いただきありがとうございます。
新製品をアップしましたのでご案内申し上げます。
サーキット会場では、7月30日~のS-GT RD4菅生戦で販売開始しますので、ご来場の皆さんお楽しみに!
■オフィシャル グッズ★2011 NEWバージョン! 登場★
8月31日までに、motoyama-online shop及びサーキットで下記商品をお買い上げの方へ先着順に漏れなく、
「頑張ろう、日本。」オリジナルステッカーをプレゼントいたします。
*枚数に限りがありますので売り切れの場合は、ご容赦下さい。
*お買い上げ製品、1着または1個に付きステッカーを1枚プレゼント。
1.2011 レーシングスーツ レプリ カ T-シャツ
2.2011 本山 哲 応援キャップ
詳しくは、motoyama-online shopをご覧ください。
みなさまのご来店お待ちしています!
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日頃は、motoyama-online shopをご利用いただきありがとうございます。
新製品をアップしましたのでご案内申し上げます。
■ミニカー★MOTOYAMA★
1.【直筆サイン入り】エブロ 1/43MOTUL AUTECH GT-R Super-GT 2011 RD3 富士優勝記念モデル
2.【直筆サイン入り】エブロP4 1/43CALSONIC SKYLINE JGTC2001
詳しくは、motoyama-online shopをご覧ください。
みなさまのご来店お待ちしています!
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2011 スーパーGT RD3 マレーシア戦レースレポート
公式予選 6月18日(土)
天候:晴れ時々曇り 路面:ドライ 気温:34℃ 路面温度:44℃(公式予選1回目開始時)
事実上の開幕戦となった富士ラウンドで勝利し、最高のシーズンスタートを切った23号車「MOTUL AUTECH GT-R」は、続く岡山ラウンドでも40kgのウェイトハンデにより一発の速さこそ殺がれてしまったものの、決勝ではその影響を感じさせないキレのある走りで周回を重ね、堂々の5位入賞。ランキングトップをキープしたまま第3戦を迎えた。
今回は最大ウェイトハンデを背負っての戦いとなるが、現在日産勢としてもセパン4連覇中と好相性であり、ファンの期待は大きい。ここセパンでは酷暑対策としてGT-R勢がルーフにエアダクトを装着するのが常である中、23号車は少しでも空気抵抗を減らすためにダクトのないルーフを採用し予選に挑んだ。
午前の練習走行では、この日アタッカーを務めるブノワ・トレルイエがメインで走行しセットアップを進める。予選シミュレーションでのベストタイムは1’59.471。順位は13位。
好天の中、午後2時15分よりスーパーラップ進出を賭けた公式予選一回目が開始。23号車はまず、本山哲がコースイン。4周を走行し予選通過基準タイムをクリアすると、ピットに戻る。代わってステアリングを握るブノワは、混走の時間帯に一度コースインしてマシンの状態を確認すると、専有走行時間帯のラスト10分に備え集中力を高めていく。そして期待通りに渾身のアタックを見せ、練習走行でのベストタイムから1秒近く短縮する1’58.565をマークするが、やはり僅差で12位に留まる。52kgのウェイトハンデは厳しく、惜しくもスーパーラップ進出はならなかった。
●本山 哲のコメント
「正直言って、52kgのウェイトハンデは厳しかった。セパンは意外とアップダウンもあるし、ストレートエンドでのフルブレーキングも、そこから先のフル加速でも(ウェイトハンデが)ジワジワ効いてくる。でも、決して諦めているわけではありません。決勝に向けてセットアップも進めてきたし、ブノワと二人で追い上げていこうと思っています。」
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決勝 6月19日(日)
天候:晴れ時々曇り 路面:ドライ 気温:34℃ 路面温度:42℃(決勝開始時)
シリーズ唯一の海外ラウンドとなる第3戦、決勝がマレーシアのセパンインターナショナルサーキットで行われた。事前には様々な天気予報が情報として出回っていたが、結局この日も前日に引き続き、ドライコンディションに終始した。
決勝での追い上げに期待がかかる23号車「MOTUL AUTECH GT-R」。午前9時40分から行われたフリー走行ではブノワ・トレルイエ、本山哲の両ドライバーがしっかりと走りこみ、決勝セットの最終確認を行った。
オープニングセレモニーを終えると、いよいよフォーメーションラップが開始。1周のローリングラップを終えた午後4時04分、正式に決勝のスタートが切られる。12番グリッドの23号車は、スタートドライバーにブノワを起用。スタート直後の混乱を避けると、その後は粘り強い走行でジワジワとポジションを上げていく。17周目から各マシンピットインに向うが、ピットインを引っ張った23号車は24周目、トップにまで進出してみせた。
なおも4周にわたりトップを快走したブノワは、29周を走り終えたところでピットに向かう。そして後半のスティントを担当する本山に交代するが、このルーティンのピットワークで注目されたのが、タイヤ無交換作戦だった。前回の岡山でも同様の作戦を採った23号車だが、タイヤに厳しいセパンでの無交換は奇策だといえた。ともかくこの作戦により23号車はピットタイムでのロスを削り、5番手でコースに復帰することに成功した。
しかしその後、本山は周回毎にジワジワとポジションを落としてしまう。やはりタイヤ無交換作戦は失敗だったのか、ラップペースを上げることが出来なかった。だがペースが上げられない理由はタイヤではなかった。23号車は前半スティントから、サスペンションのトラブルに見舞われていたのだ。これでコーナーを攻めることが出来なくなった本山だが、それでも何とかポイントをもぎ取ろうと、抜かれたコーナーの先ではラインをクロスさせ再び抜き返すことにトライするなど、終始攻めのドライビングに徹した。
23号車は最終的に14位まで後退し、チェッカーを受けることになった。そしてノーポイントに終わりながらも、辛くもランキングトップを守った。しかし観戦していた多くのファンはそんな数字上のことよりも、その心に焼きついた23号車の“戦う姿”に何よりも、タイトル奪還の可能性を感じているに違いない。
●本山 哲のコメント
「ウェイトがかなり影響しました。それでもブノワが激走してポジションアップしてくれていたので、自分としても同じようなペースでは走っていけると思っていたし、そのつもりでした。それは、タイヤ無交換であっても。リヤに少しトラブルがあったみたいで、右コーナーでマシンが思うように曲がっていかず、ペースが上げられなくなった。悔しいですが、これもレース。
次のSUGOでも似たようなレース展開が予想されるので、今度はポイントを多く獲得出来るよう、頑張りたいと思います。皆さん、SUGOでも応援よろしくお願いします!」