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S-GT RD1決勝レポート

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作成日:2012年04月02日
スーパGT RD1 岡山/決勝レポート


4月1日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:11℃ 路面温度:16℃(決勝開始時)

スーパーGT2012年シリーズ開幕戦、決勝が岡山国際サーキットで行われた。前日の予選では天候不順に悩まされたが、この日は朝のフリー走行開始頃になると青空が復活。2年連続となる開幕戦優勝が充分狙える4番手グリッドから決勝に挑む23号車「MOTUL AUTECH GT-R」は、ここでエース本山哲が3番手タイムを叩き出し、その期待を一層高めることになる。またチームは、本山からパートナーのミハエル・クルムへとドライバー交代するピットインのシミュレーションもしっかりとこなし、レースに備えた。

 

午後1時、定刻通りに決勝のスタート進行が始まった。23号車も最終チェックを済ませ、スターティンググリッドに向かう。セレモニーが終了すると午後2時、いよいよローリングラップが開始。2012年シーズン、最初の決戦の火ぶたが切られた。

23号車のスタートドライバーは本山。4番グリッドからスタートした本山は見事なスタートダッシュを決めると、早くも1コーナーでアウトから先行車にプレッシャーをかける。そして見事に1台をパスすると、3番手でオープニングラップを通過した。

その後も本山は激しくプッシュし続け、2位のマシンに照準を定めると4周目辺りからテールに喰らいつく。7周目の2コーナーでスパッとインに切り込み、これをパスして2位に浮上。さらにトップを猛追し30周目あたりからテールトゥノーズに持ち込むと33周目、バックストレートでトップのスリップから抜け、ヘアピンコーナーでインを刺し一気にトップに立った。

37周目、本山はトップを守ったままピットイン。そしてクルムへとドライバーチェンジ。しかしレース後半のバトルを想定してハード目のタイヤを選択したことで、予想以上に温度が低くなった路面に対しタイヤが温まり難かったせいか、ピットアウト直後に2台に先行を許してしまう。さらに終盤に入って5位まで順位を下げるが、クルムは諦めることなくそこから猛追。ファイナルラップで一台を抜き返し、23号車は開幕戦のチェッカーを4位で受けた。

惜しくも表彰台を逃し昨年のような開幕ダッシュとはならなかった23号車だが、まずは着実に8ポイントを獲得するとともに、ライバル達に速さがあることを見せつけた。ファンにとっても、タイトル奪回の可能性がはっきりと見えた開幕戦だったのではないだろうか。

●本山 哲のコメント
「前半スティントもクルムと同じハード目のタイヤだったのですが、序盤から中盤までは良かったものの全体的に見れば、タイヤの性能を充分に使い切れなかったと思います。特に後半のクルムはウォームアップ無しだから、余計に苦しかったようです。このあたりは次戦以降、克服しなければならない課題ですね。2年連続の開幕戦勝利は果たせませんでしたが着実にポイントを獲れたし、前半トップで走って12年仕様のGT-Rの速さもアピールできた。2012年シーズン、まずまずのスタートを切れたのではないかと思っています。次戦は昨年勝っているゴールデンウィークの富士なので、皆さん期待して応援して下さい!」  

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