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S-GT RD5レポート

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作成日:2014年08月11日

2014 AUTOBACS SUPER GT Round5

「FUJI GT 300km RACE」 REPORT

 

スーパーGTは、2014シーズン後半戦の緒戦となる第5戦を富士スピードウェイで迎えた。昨年まで富士300kmレースは9月の開催だったが、今年は夏休み期間中に変更となったことで、より多くのファンが注目する大会となった。

中でも一番の注目はやはり、タイトル争い。前半戦を終了し、
46号車「S-Road MOLA GT-R」のランキングは6位。トップとは29点もの差がついているが、上位に相応のウェイトハンデが積み重なる後半戦の戦い次第では、まだ逆転は可能だ。


そして、同じく富士スピードウェイが舞台となった第2戦で予選2位、決勝でもトラブルで戦線を離れるまでトップ争いを演じている46号車にとって、この第5戦こそがそのカギを握る一戦となることを多くのファンが感じ取っていた。

 



【予選】8月9日(土) 天候:曇り 路面:ドライ 気温:26℃ 路面温度:31℃(予選開始時)

 


■公式練習結果:14位 ベストタイム1’31.522(本山)

■公式予選結果:15位 タイム1’31.232(柳田)

 


真夏の時期の開催にもかかわらずこの日の富士は朝から曇り空となり、気温、路面温度ともに予想をはるかに下回った。しかし雨はまだ降り出さず、9時からの公式練習はドライコンディションの下で行われた。

46号車はまず本山が走り始めたが、ここでステアリングにトラブルが発生。修復に30分以上を要し、セットアップ作業は出遅れることに。

そしてセッションの中盤過ぎに本山がマークした1’31.522からタイムアップを果たせず14位でこのセッションを終えることとなった。

 


午後2時開始の公式予選は雨が予想されていたが、結局降り出さずドライコンディションでスタート。46号車は柳田真孝がQ1のアタックに挑んだ。

残り8分となったあたりで一斉に全マシンがコースインするも、直後にセッションは赤旗中断。再開後、再び全マシンが一斉にコースインしアタック合戦が開始された。

 


46
号車の柳田は2周目に1’31.746をマークし一気に2位に浮上。さらに4周目のアタックで1’31.232とタイムアップを果たしたが、ライバルたちの多くがその後これを上回り46号車は大きく後退してしまう。

ステアリングのトラブルは完全に解消されておらず、マシンの調子は万全ではなかった。最終的に46号車は予選15位。前戦に続きQ2進出を果たすことができなかった。

 




●本山哲のコメント

 


「公式練習の序盤に発生したトラブルの影響からセットアップを詰めきれないまま予選に臨むことになり、さらに予選で再びトラブルが出て、残念な結果となってしまいました。

レースまでにチームが完全にトラブルを解消してくれると思うし、そうなれば前回の富士同様の速さが戻ってくるはず。

 


決勝は台風で荒れることになるかもしれませんが、その中でマシンのポテンシャルをしっかり引き出して追い上げていきたいと思います。

チーム一丸となってその思いに応えられる戦いを披露してみせます!」

 

 




【決勝】8月10日(日) 天候:雨 路面:ウェット 気温:23℃ 路面温度:24℃(決勝開始時)


■フリー走行結果:3位 1’42.704(柳田)

■決勝結果:6位(66周)2h’56.27.347(柳田Dr→本山Dr)

 

台風11号の影響により決勝中止が危惧される中、朝のフリー走行は激しい雨が時折コースを叩きつけるも、なんとか実施された。そして46号車がここでマークしたベストタイムは3位。
一夜明けたこの日は前日のトラブルから復調を遂げ、本来のポテンシャルを取り戻していた。

 

今季最下位グリッドからのスタートとなった46号車だが、希望はまだ残されていた。台風は徐々に接近し、午後に近づくにつれ雨も風もより激しくなっていった。

このためいくつかのスケジュール変更があったが午後3時の時点では雨は止んでおり、予定通り無事レースはスタートした。


 


セーフティカーランが2周行われた後ローリングスタートが切られると、柳田がスタートドライバーをつとめる15番グリッドの46号車はすぐに追い上げにかかる。

朝のフリー走行で示したポテンシャルはやはり本物で、46号車はわずか3周の間に11位まで浮上。早くもポイント圏内を射程圏とする。


しかしここで激しい雨が訪れ16周目にセーフティカーが導入、さらに翌周には赤旗中断。追撃は一旦ストップとなった。

 

この雨風はなかなか勢いを緩めずレースはこのまま終了かとも思われたが、約1時間を経てリスタート。46号車の追撃も再開となった。


そして20周目にポイント圏内の10位に浮上を果たすと、翌周には9位、26周目には8位と期待通りの躍進。

46号車は34周目にピットインすると、後半のさらなる追い上げを本山に託した。

 


全マシンがピットインを終えた46周目、46号車はピット作業と本山のプッシュによって5位まで順位を上げていた。そして雨の量の増減次第で目まぐるしく路面状況が変化するという難しいコンディションの中、
絶妙なマシンコントロールで上位の面々とバトルを繰り広げていく。

 


残り8周にまたもや強い雨風が訪れ2度目のセーフティカー導入。そしてレースはこのまま終了となり46号車の反撃もここまで、本山はゴールラインを6位でフィニッシュ。

これによって46号車はチャンピオンシップトップとの差を26ポイントに縮めた。

 




●本山哲のコメント

 


「これだけ荒れた天候の中のレースというのは、自分の経験の中でもあまりなかったこと。走っている方も終始厳しい状況でしたが、サーキットに来てくれた皆さんもやはり厳しかったと思います。

最後まで応援してくれたことに非常に感謝しています。

 


ただ、そんな皆さんの前でなんとか最後尾から6位まで追い上げることができたのは良かったと思いますが、今日のマシンのポテンシャルであればもっと上に行けたはずなので、

そこは自分としては悔しいと感じています。

 


今季残りは3戦となってしまいましたが、その中で必ず優勝して見せますので、これからも応援よろしくお願いします!」




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